【聞き上手はモテる?】聞く力とは相手を主役に引き立てる技術のことである

こんにちは、矢野です。

もし恋愛サバイバル番組に出たら、
「全カットされてたけど、実はめちゃくちゃ聞いてた男」として出演者一覧に名前だけ残るタイプです。

収録後、ディレクターに、
「矢野さん、リアクション薄くて編集で使えませんでした」
って言われる。

でも俺は、一言一句聞き漏らさずちゃんと聞いていた。
それなのに、恋愛どころか社会からもフェードアウトした気がする絶妙な瞬間。

でも俺は、あの時こう内省してたんです。
「聞き上手って、黙ることじゃないんだな」と。

今日は、「聞き上手=モテる」という幻想の裏側について、真面目に語らせてください。

目次

聞き上手=モテる、は半分本当で半分嘘

「聞き上手はモテる」

この言葉、恋愛界の四字熟語ランキングで常に上位にいます。

だから読者の中には、必死になって聞き上手になってやろうと思ったことのある方もいると思います。

でもある日ふと気づく。

あれ、俺モテてなくない?

こんなに聞き上手なのに?
俺の前だと、なぜかファービーのおしゃべりが止まらなくなるほど聞き上手なのに?
「ねぇおじさん」って4歳児が、永遠に喋りかけてきてくれるのに…?

ここんとこ勘違いしている人が多い。

聞き上手=相槌を打つ人のことだと思っている人も多い。
いわば、「うんうんマシーン」。

でもこれって、実は
聞き上手どころか、存在感の薄い置物です。
そう、俺のことです。

聞き上手っていうのは、「話さない人」のことじゃない。
「相手を気持ちよく話させる人」こそ、真の聞き上手なんです。

あなたがもしも人見知りだとして、なぜかこの人の前だとめっちゃ喋っちゃうみたいな人っていませんか?

キャバクラなんかでも、No.1あたりの人がこのあたりのトーク力を持っています。

俺は普段キャバクラに行かないのでわかりませんが、元キャバ嬢曰く

  • No.1は美人で喋りが上手い
  • No.2はただ美人
  • No.3は喋りが上手い

だそうです。知らんがな。

話す量じゃなく、話の流れを作るのが上手い人。
つまり、会話のプロデューサー。それこそが俺たちの目指す聞き上手。

聞き上手の本質は「相手を主役にする編集力」

聞き上手とは、話の主導権を持ちながら、
相手に「私が会話の主導権を持っている」と勘違いさせることができる人のことです。

少しややこしいですね。

人は普通、自分のことを話している時に気持ちよく感じます。

  • 自分が観た映画、好きな音楽
  • これまでにやってきたこと
  • 今考えていること

こういうことを話している時に良い気分になって、相手よりも話している量が多い時、「この会話の主導権を握っている」と感じます。

そして主導権を握っていると、「この場は楽しい場所だ」と感じます。
「この人といると気分が良い」と感じます。

でも例えばキャバクラやホストなんかでは、蓋を開けてみると、財布の中が空っぽで、
「なんじゃこりゃー」状態になっていることもあると思います。

「いやいや待てよ、会話の主導権を握っていたのはこっちだったんじゃないのか?でも気づけば、相手の要求ばっかり飲んでいる気がするぞ」

これが、聞き上手のマジックです。

そして、たどり着くべき場所に相手を導く。

うまい聞き上手は、相手の言葉をキャッチしながら、
「どこを深掘りすれば盛り上がるか」「どのタイミングで共感を入れるか」を即座に判断している。

たとえば、相手が「最近ジム通い始めたんだよね」と言えば、
「え、どんな目的で?」
「すごいね!週どれくらい行ってるの?」
「筋トレって続けるの難しくない?」
と、相手の発言を小さく切り分け、リズムよく返す。

このとき、会話の主導権は一見相手にある。
でも実は、テンポも方向も聞き手がすべてコントロールしている。

それが会話の編集者としての役割であり、聞き上手の定義です。

聞き上手は、相手の言葉を並べ替え、少し磨き、物語に仕立て直す。

相手が話し終わったあとに「今日、すごく楽しかった!」と思わせられるのは、聞き手が会話の構成をデザインしているからです。

つまり、聞き上手とは、
相手の話を「拾って」「広げて」「つなげて」、
最終的にたどり着くべき場所に自然と導く存在。

「うんうん」だけでは恋は動かない

モテ本にははよく「共感が大事」と書かれているけれど、共感にもレベルがある。

レベル1:「へぇ〜そうなんだ」
レベル2:「わかる、それ俺も思った」
レベル3:「それって、つまりこういうこと?」

モテる聞き上手は、常にレベル2〜3を使う。

共感しながら、相手の話を形にして返す

それだけで、相手は「この人、ちゃんと聞いてくれてる」と感じる。

逆に、何を言っても「そうなんだ〜」「へぇ〜」しか返ってこない人は、話してて心拍数が下がる。

こちらがどんなに必死に話しても、一言二言しかリアクションが返ってこず、心が折れた経験がある方もいるのではないでしょうか?

俺はナンパを通して、何度もこの相手の反応が異常に薄いという修羅場を潜り抜けてきました。

相手に気持ちよく話してもらいたいなら、リアクションは大事です。

デートやナンパでは、俺たちは王子様になってはいけない。俺たちは、ホテルマンやツッコミ芸人、金八先生のように、真摯な姿勢で聞き役に徹するのだ。

繰り返すけど、聞き役とは「うんうん」話を聞く人じゃない。

相手が気持ちよく話せるようにリアクションして、会話の流れを作れるのです。

聞き上手は「共感+編集+演出」でできている

会話がうまい人は、3つの要素をバランスよく使っている。

共感力
→「わかる」「それは大変だったね」で心を開かせる。

編集力
→「てことは、つまりこういうこと?」で整理する。

演出力
→「それってヤバくない!?」など、感情を動かすリアクション。

この3つが噛み合うと、相手の話す快感が最大化する。

つまり、モテる聞き上手とは、
相手の言葉を「気持ちよく響かせる」演奏者のような存在です。

聞き上手になるための3つの練習法

「いや、どうすれば聞き上手になれるの?」
と思ったあなたへ、今日からできる練習を3つ紹介します。

① 相手の話を要約して返す

「なるほどね、飲み会の空気が地獄だったってことね?」

話を整理して返すと、
「この人、ちゃんと聞いてるな」と伝わる。

② 相手の感情を拾う

「それ、めっちゃ悔しかったでしょ」
「絶対嬉しいでしょ、それ!」

感情を反射すると、心の距離が一気に縮まる。

③ 話題を返す

「俺も似たことあるけど、その時こうだった」

ここでポイント。
「俺も!」だけで自分語りに入ると台無し。
話題の延長線上でさらっと返すのがコツ。
あくまでも共感目的で。

聞き上手は「聞く力」より「観察力」

モテる聞き上手は、相手の言葉以外も見ている。

というか、人と人とのコミュケーションは、むしろ何を話しているかよりも、どのような話しているかの方が重要だったりします。

声のトーン、話すスピード、表情。
これを察知してテンポを合わせる。

マーケティングとは、押し売りではなく、相手のニーズを拾って、そこにポンとニーズにマッチしたものを置いてあげることという考え方があります。

あまりキャバクラに行ったことはないので詳しくないですが、会話の下手なキャバ嬢は、沈黙を避けるために、ひたすら質問を繰り返したりします。

でも時には、相手が会話の息継ぎをしたがっていることもあります。

そういう微妙な変化を感じ取ることができてこそ、
レベルの高い聞き役になることができます。

話すのが得意なやつは、意外につまらない

あなたの周りにも、きっとおしゃべりな人たちがたくさんいると思います。

「喋るのが好き」
「喋るのが得意」という人たち。

こういう人たちって、一見するとコミュニケーションが上手いと思われがちですが、実は、むしろ会話下手な人たちが多いです。

以前、カフェで70代くらいの女性2人の会話がチラッと聞こえてきたのですが、びっくりしました。

というのも、彼女たちは、お互いが同時に喋っていて、相手の話なんて全然聞いていなかったからです。

本人たちにしてみれば、会話は成立しているということなのでしょうが、仮に私が自分の会話に被せるように話されたら、それ以後ずっと無言になると思います。

「話すのが好き」「話すが得意」なやつって、蓋を開けてみれば、自分が話すのが好きなだけであって、相手を楽しませるのが得意なわけではないパターンが多いです。

というか、世の話好きはほんとどがこのパターンです。

デートで相手を楽しませたいなら、
お喋り好きを手本にしてはいけません。

「喋りたい」、「もっとこちらのことを知ってほしい」
この衝動に耐えて、相手を会話の主役にし続けるのです。
これが聞き役の宿命です。

まとめ:聞く力とは、相手を主役に引き立てる技術

聞き上手とは、ただ「うんうん」頷くということではありません。
聞く力とは、相手に気持ちよく話してもらうための技術です。

モテる人ほど「相手を主役にする」ことを恐れない。
自分のことは置いておいて、相手を舞台の中心に立たせ続けるのです。

会話の中で相手を輝かせると、
実は聞き手自身も、同じ光を浴びていることに気づく。

王子様になる必要はない。脇役でいい。
脇役こそ、ドラマを彩る真の主人公になれる。

これを意識して、次のデートでは聞き役に徹してみましょう。

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