もし恋愛サバイバル番組に出たら、
「褒め言葉が一周まわって皮肉」と言われて、
編集でほぼカットされるタイプの男です。
「今日の服、落ち着いてていいね」って言ったら、
「落ち着いてるって…地味ってこと?」と返されて、
俺の中で恋の終活が始まりました。
褒めたつもりが、なぜか地雷を踏む。
気を使ったはずが、かえって空気を重くする。
褒め言葉って、使うのは簡単なようで実は怖い。
でも、モテたいなら避けては通れない。
褒め言葉は恋愛における諸刃の剣です。
うまく使えば相手の心に刺さる。
間違えれば、自分の恋が刺さる。
今日は、そんな危険で繊細な褒めのテクニックを、
恋愛の墓場から蘇った俺が、真面目に語ります。
女性を喜ばせたいなら褒め言葉を極めよう

突然ですが、ちゃんとデートで女性のことを褒めていますか?
デートでは、ツッコミをしたり、聞き役に徹して相手を楽しませたりすることが大事だ。


でもそれだけじゃ恋には発展しない。
「この人といると楽しいかも…」を、「気になる」「好き」に変えるためには、褒め言葉が必要だ。
あなただって、女性から「かっこいい」「おしゃれ」とか言われたら、「この人は俺のことが好きなんじゃないか…?」とか、「もっとこの人と一緒にいたい」とか思うはずだ。
それは女性も同じだ。
俺はかつて、褒め言葉の偉大さに気づき、褒め言葉の本を書店で片っ端から買い集め、褒め言葉一覧をリストアップし、常に持ち歩いていた。
そしていろんな人を褒めまくった。
その結果、俺に褒められたいがために俺を食事に誘おうとする人まで現れるようになった。
恋愛だけじゃない。
褒め言葉を有効活用できると、仕事もうまくいくようになる。
褒め言葉は諸刃の剣
褒め言葉は最強。
でも使いどころを間違えると逆効果にもなる。
使い方を間違えると「軽い」「嘘っぽい」「下心ある?」の三連コンボで一瞬で撃沈します。
例えば、普段褒められ慣れていない女性に「かわいいね」と言うと、「そんなこと言って、何か裏があるんじゃ?」と疑われる。
俺は一度クラブで、本当は全然似ていない女性に対して、「大島優子に似てる」と言って、せっかくのチャンスを逃したことがある。
逆に、褒められ慣れている女性に同じことを言えば、「はいはい、また営業トークね」と処理される。下心丸出しの雑魚だと思われてしまう。
つまり褒め言葉は、相手によって使い方や効果が変わる。
褒められて嬉しいのは確かだけど、
タイミングや内容を間違えると「この人、なんか信用できない」と思われる。
だから褒め言葉は恋愛の世界では、
「相手を落とす武器」であり「自分を落とす地雷」でもあると覚えておこう。
褒め言葉が裏目に出る理由

よく、「美人に美人と褒めても意味がない」と言われるが、別に美人と言われて嬉しくないわけではないと思う。
美人に「美人」と言って喜んでもらえるのは、たぶん、相手がこちらに好意がある場合だ。どうでもいい男に言われても、かえってめんどくさいだけだ。
あと、効果的じゃないだけで、
嬉しくないかどうかとは、また別問題だと思う。
例えば、ちょっと自信をなくしている時だったら、「美人だね」という単純な褒め言葉も効果的になる可能性がある。
でも「可愛い」や「美人」は誰でも言えることだし、みんなが思っていることだから、そんなありふれた言葉を伝えても埋もれるだけだ。言葉としての希少性がない。
次の日の朝には、あなたの存在とともに忘れられる。
もしも俺がカバだとしたら、「めっちゃカバっすね」と言われても全然嬉しくない。ちょっと違うかもしれないけど、当たらずとも遠からずというか、「見たまんま」をあえて言われても、「はいはい、だから?」ってなる。
つまり、褒め上手になりたいなら、
周知の事実は言わないこと。
「みんなが思ってることを、みんなと同じ言葉で言わない」こと。
ここが、聞き飽きた褒め言葉を刺さる褒め言葉に変える第一歩になる。
どんな褒め言葉なら相手は喜んでくれるのか
結論から言うと、
努力や人間性、過去や選択を褒めるのが効果的だと思う。
みんなそれぞれ、褒められたいポイントというものを持っている。
褒め言葉が刺さるのは、
言ってほしいことを相手が言ってくれた時だ。
自分では思ってもいなかったポイントを褒めてもらえて嬉しくなることもあるけれど、それは言い回しが異なるだけで、自分が褒めてほしいポイントからはズレていない。
MBTIのような性格診断が流行っているけれど、MBTIや占いの類も、本質は褒め言葉だ。
「こういうタイプはこうだから頭が良い」
「人に好かれる」
みんな、「自分が言われたいこと」を文章にしてもらえると、つい信じてしまう。「そうそう、まさにそれ!」と。
大人になっても、人はみんな誰かに認めてもらいたがっている。
子供の頃に先生や親に認めてもらえると嬉しかったように…
そして認めてもらいたいのは、努力や人間性、過去の選択なんかだ。
みんな、「あなたは間違っていない」と言われたい。
だからそこを突いてあげると、
人はあなたから離れられなくなる。
デートで女性に対して「洋服かわいいね」「おしゃれだね」と言うのは簡単だけど、もっと印象に残したいなら、「なんかセンスあるよね。レトルトカレー無印で買うタイプ?」の方が、印象に残るし、会話も広がる。
「私はこういうセンスを持っていて、このファッションがそれを表現してくれる」
無意識的にこう考えている女性にとって、大事なのは、今着ている洋服ではなくて、センスという生き方、スタイルを褒めることこそが、最大の賛辞につながる。
褒め上手になるための3ステップ
それでは褒め上手になるためにはどうすれば良いかを見ていこう。
① 観察力を鍛える
褒めるためには、まず何よりも観察が大事だ。
目で見たり、話を聞いて推測したりして、相手が何を大事に思っているかを探り出すんだ。
相手は会話の中で必ず、何かをアピールしている。
口では直接言わないけれど、「ここ褒めて、ここ褒めて」という主張が激しく出ているはずだ。
観察を通して見極めよう。
②ボキャブラリーを増やす
褒めるにも多少のボキャブラリーは必要だ。
女性を前にして、「かわいい」「綺麗だ」しか出てこないなら、もう少し褒め言葉のボキャブラリーを増やした方が良い。
褒め言葉の本を読むのもよし、ネットでも拾い集めるのも良いし、普段自分が褒められて嬉しかったことをメモっておくのもよし。
俺はノート1冊分の褒め言葉を用意している。
③ 褒める頻度をコントロールする
褒め言葉は大事だけど、誰がどんな時に言うかはもっと大事だ。
いつもお世辞ばかり言っている人の褒め言葉は、誰も信用しない。
でも普段無口で、男らしい人がいたとして、その人が「You’re Beautiful」と言ったら、不器用だけど、たぶん本当なんだなとは思われる。
ここについては重要なので、
次の章で詳細を書く。
褒め言葉を活かすための伏線
どんなに言葉が上手でも、信用されない男の褒め言葉は届かない。
「この人、口がうまいだけ」
「軽そう」
と思われた時点で試合終了です。
だから、褒める前に信用残高を貯めておく必要がある。
つまり、「こいつが話す言葉はけっこう重みがある」というキャラ付けをしておく必要がある。
- 嘘をつかない
- 不正をしない
- 何事も真面目に取り組む
こういう普段の努力が、信用残高として貯まっていき、のちの褒め言葉のパワーを高める。
俺はかつて働いていた会社で来客の対応をしており、客が来店するたびに、社内で「かわいい?」と聞かれていた。
俺の「かわいいです」は社内で絶対的に信頼されていた。
それはなぜか?
俺がほとんどの場合「かわいいです」とは言わなかったからだ。
大体いつも「まぁ普通です」と答えていた。
そして、10人が10人「かわいい」と言うであろう人の時だけ、「めっちゃかわいいです」と答えていた。
そして俺は、信用に値する男としての地位を確立し、同時に俺の褒め言葉はお世辞ではなく、真実の賞賛と捉えられるようになった。
褒め言葉は人を強くする

俺が出会った人みんなを褒めるのは、
俺が褒められるのが好きだからだし、
褒められて育ったからでもある。
俺は自分で言うのもなんだけど、勉強も運動もできたから、子供の頃からあらゆる人に褒められて育ってきた。
褒めは人に力を与える。
褒められると、人は「なんか次もいけそうな気がする」「自分のやっていたことは間違っていなかった」と考えて、また次の挑戦に向かうことができる。
そして、挑戦できる人が増えると、
世界はもっと良い場所になっていく。
いや、大袈裟すぎるだろ、と思うかもしれないけれど、俺は本気でそう思っている。
多くの子どもは褒められて育つ。
立って歩けるようになれば褒められる
絵が描けたら褒められる
そうやって、子どもは次の挑戦に向かっていく。
でも大人はどうだろう?
みんな褒められなくなっていく。
私はいつも褒められてるって?
俺は部下から慕われてるって?
でもみんな、下心丸出しで「綺麗」としか言わないような奴ら、出世を狙ってお世辞しか言わないような奴らばかりじゃないだろうか?
俺たちは、努力ややってきたこと、できるようになったことを褒められたいんだ。
次の挑戦に向かうために、
人生をより良いものにするために。
だから俺は人を褒める。
もちろん、恋愛においての褒めは、下心とセットかもしれない。
でも普段の生活の中でも、何の見返りもなくたって、素直にすごいと思ったら、「すごい」と伝えるようにしている。
まとめ
以上で褒め言葉についての話は終わりだ。
読み終わったら、早速次に出会った人を褒めてみよう。
大事なのは、何よりもまずは観察すること。
相手は、「どこを褒めてほしいか」をきっとアピールしている。
そこを見極めることができれば、
あとは簡単だ。
相手を褒めると、自分が下の立場になったような気分になる人もいるかもしれないけれど、相手が笑ってくれたり、喜んでくれたりすると、褒めたこっちも嬉しくなる。
褒めは世界を変える力を持っている。
大袈裟だけど、ちっとも大袈裟じゃない。
だからあなたも褒めを極めて、
たくさんの人を笑顔にしよう。
もちろん、俺自身まだまだマスターできていない。
だから一緒に学んでいこう。では。

