こんにちは、矢野です。
今朝、久々に夢を見ました。
なぜか俺は海辺で開催されている陽キャの祭典に招待されていたんです。
周りは日焼けしたチャラ男、女性は一人もいなかった気が…
肩にオウムを乗せた、国籍不明のDJ。
「ウェーーーイ!!!」
「イッキ! イッキ!」
小学校の頃、掃除に使っていたようなアルミのバケツに並々と注がれたシャンパン。
バケツを持ち上げたら、「さすがにそれは全部飲まないでいいよ」と渡された、お椀。
そして、俺の番が来た。
お椀でバケツの中からシャンパンをすくう。
なぜか砂浜の砂利まで入ったが、気にしたら負けだと思って飲んだ。
意識が飛びそうになり、「イッキは無理だな…」と、さりげなく少しこぼしつつ飲む。
そして、飲み干す。
味は思ったより甘かった。色も味もスミノフみたいだった。
いや、あれは本当にスミノフだったのかも。
そういえば、今思えば炭酸がなかった。
盛大な拍手が起こる、
…と思いきや、沈黙。
音楽が止まる。
風の音だけが聞こえる。
DJのオウムですら、俺を見つめている。
俺:(……夢の中でくらい主役にさせてくれよ)
そう、夢ですらスベるタイプの男です。
でも目が覚めて思ったんですよ。
「この夢、ぜったい服装だ」と。
だって俺の服、
無難の化身みたいな「白シャツ+黒スキニー」だった気がする。
リアルでも、夢でも、どこにでもいるモブ。
背景と同化する透明の男。
そりゃ沈黙も起きる。
この夢が伝えてきたメッセージはこうです。
「お前、まだ自分を無難で隠してるだろ?」
30代からのおしゃれ再入門

俺は子供の頃から今日に至るまで、
あらゆる人、あらゆる場所で「おしゃれだね」と言われ続けてきた。
もはや制服や運動着ですら、
「おしゃれだね」と言われていた。
高校の頃はファッションデザイナーになりたいと思い、専門学校の見学に行ったこともある(将来のことをよくよく考えて断念した)。
ファッション雑誌を読み漁り、
バイト代はほとんど洋服に消えていった。
そんな俺が、ファッションについて少し語りたい。
ファッションはどう学ぶべきなのか
結論から言う。
ファッションは知識からじゃなくて、
観察から学ぶ。
雑誌の「こう着ろ」は、あくまでも一般解であって、あなた専用の解ではない。
インフルエンサーの「これがトレンド」も、
その人の骨格・顔立ち・キャラがあってこそ成立している。
みんなこれを誤解し過ぎている。
誰かが着ていて「かっこいい」は、必ずしも自分が着て「かっこいい」を意味しない。
自分の髪型はどうだ?
体型は?
身長は?
己を知ってこそ、自分に似合うスタイルを見つけることができる。
そして、おしゃれになりたいなら、街中で観察するんだ。
- どういうファッション、人がおしゃれに見えるのか?
- 逆に、どういうファッション、人がダサく見えるのか?
「あの人スーツにリュックだけど、あんまおしゃれに見えないな…」
「あの人、柄物のジャケットに同系色のパンツで、おしゃれだな…」
この観察の結果を、分析、言語化してみる。
- サイズが合ってるからキレイなのか?
- サイズがぴったりすぎるからダサく見えるのか?
- シルエットはキレイなのに、インナーが黒で無難だから微妙なのか?
- パーカーがダサく見える原因なのか?
そして、「もしも自分が着たらどうなるだろう?」と想像してみる。
- あのパンツの太さは自分の身長でもいけるか
- あの色はおしゃれだけど、自分のキャラでもいけるか
観察、分析、そして想像。
頭の中にマネキンを設置して、実際に洋服を着せてみる。
そして、おしゃれだと思えるなら、実際にGOです。
だけど、ほとんどの人が無難になってしまう
人から「おしゃれ」と言われるためには、
その他大勢と少しだけズラさなければダメなんだ。
美人やイケメンが「キレイ!」「かっこいい!」と言われるのは、平均から乖離しているからだ。
当たり前のことを言ってるだけだけど、
このポイントを抑えることが、人に「おしゃれ」と思われる最大の秘密だ。
平均と同じものはおしゃれだと思われない。
つまり、みんなが着ている、あるいはみんなが着てそうと思われるようなファッションでは、「おしゃれ」とは言われない。
枠からはみ出すというのが、
ポイントの1つだ。
でも難しいのは、平均から乖離しすぎると、今度はダサいと思われるという点だ。
ダサいと思われるのは、無難と思われるよりも恋愛ではマイナスになる。
おしゃれとダサいはある意味紙一重だ。
具体的な話に入ろう。
シンプル+シンプル+シンプル+そしてたまに遊び
ファッションは加点方式ではなく、
減点方式だ。
頑張り過ぎて空回りしている人は、ここを見落としている。
10代ならまだしも、30代のファッションはシンプルが基本だ。
基本はシンプル+シンプル+シンプル。
どこまでもシンプル。
マイナス点をもらわないアイテムをセレクトする。
少し前に、「おじさんパーカー」みたいなニュースが話題になったけど、パーカーは着ない方が良いと思う。
後ろに帽子がついていると、どうしても子供っぽくなってしまうから。
まずは、文句をつけようがないですね、というシンプルさを目指す。
変な装飾があるパンツとか、変な英語の入ったインナーは着ない、
その上で、遊びを入れる。
ジャケットを人と被らないものにしてみるとか。
パンツを少し変わった色にしてみるとか。
靴で遊んでみるとか。
この少しの遊びが、
平均からの絶妙な乖離を生み、「おしゃれ」と言われる理由になる。
全部を遊ぶと、クセのあるファッションデザイナーみたいになってしまう。
おしゃれと言われるかもしれないけれど、たぶんモテない。
あくまでもシンプル。
そして少しの遊びが重要。
ファッションとはコーディネートである

最後に大事なことを。
これも当たり前のことだけど、「おしゃれ」と言われるためには、調和感が必要不可欠だ。
洋服屋に行くと、「このアイテムかっこいい」と買ってしまう人もいるかもしれないけれど、大事なのは、自分が普段着ている他のアイテムと一緒に来た時に、うまく調和するかだ。
個々のアイテムだけではおしゃれにはなれない。
お金持ちで、ブランド物の高い洋服を着ているのに、なぜかおしゃれに見えない人がいる。
そういう人が見落としているのは、
コーディネートとしてのファッションだ。
逆に、全身GUでも「なんかおしゃれ」な人は、
- 色
- シルエット
- 素材感
- 温度感(季節感・空気感)
この4つの調和を無意識に揃えている。
アイテム単体ではどうにもできない。
俺がもしも派手なブランド物のジャケットを着るなら、他のアイテムは極限まで守りに徹して、ジャケットを主役に引き立てる。
どこかで攻めるなら(例えばジャケットなど)、どこかで引かなきゃならない。
ファッションは遊戯王でいうエクゾディア(知らない人はゴメン)みたいなもので、どこか一つでもかけていたら完成しない。それを覚えておこう。
まとめ
- 30代のファッションは 引き算が基本
- 上手い人は シンプルを土台に、1点だけ遊ぶ
- 本当に大切なのは アイテム単体じゃなく、全体の調和
無難から卒業するのは、奇抜な服を買うことじゃない。
全体の調和を考えてこそ、ファッションは完成する。
これを忘れないようにしょう。

